経鼻インフルエンザワクチン[フルミスト]について
フルミストとは、鼻の中に噴霧するタイプのインフルエンザ生ワクチンです。
国内においては、全ての接種適応年齢において、1シーズンにおける最大接種回数は1回です。
副反応は風邪のような症状が出ることがあります。他のワクチンと同様、まれに発疹や蕁麻疹のほか、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
接種対象者は本来は2歳以上18歳以下の方ですが、泣いて鼻水が出るとワクチンの効果が減少してしまいますので、当院は小学生以上18歳以下で、鼻がかめるようになってからの接種とさせていただきます。
37.5℃以上の熱がある方、体調の悪い方、鼻水・鼻づまりがひどい方、重度のアレルギーがある方、ゼラチンや卵アレルギーの方、アスピリンを内服している方、気管支喘息の既往のある方、免疫不全の方、以前インフルエンザワクチンでアナフィラキシー症状を起こした方は接種が出来ません。
新型コロナウイルス、インフルエンザ、風疹、おたふく風邪、水ぼうそうの感染した方は、治癒後2週間は接種を見合わせております。麻疹に感染した方は治癒後4週間は接種を見合わせております。
他の生ワクチン(麻疹風疹、水痘、おたふくなど)と4週間以上間隔をあけてください。新型コロナウイルスワクチンとは2週間以上間隔をあけてください。その他のワクチンについては当院では1週間以上あけることをおすすめします。